開錠から合鍵作りまで鍵トラブルに強い鍵屋5選

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鍵屋を選ぶ時は資格の有無に注目しよう

仕事を依頼する鍵屋さんを選ぶとき、重要となるのは料金とスタッフのスキルです。料金はサイトなどに記載されている表を見ればわかりますが、スタッフのスキルについてはなかなかわかりません。これは実際に来てもらわないと何とも言えない部分もありますが、客観的に把握する指標があります。
それは、「鍵師」という言葉です。鍵屋というのは特別な資格がなくても始めることができます。もちろん技術がないと信用がなくなるので、一定の技術が求められますが、国家資格のような公的な資格はありません。しかし、民間資格は存在しており、基本的には何らかの民間資格をクリアして鍵屋を始める業者が一般的です。

その中でも有名な検定試験になると、高度な技術を持っていることの証明になり、さらにサイト内などで「鍵師」という称号を使うことができます。これはお店の良い宣伝材料になるため、資格保持者がいる業者なら目立つところに書かれているはずなので、探してみてください。もし見つからない場合は、「錠前師」という言葉を探してください。こちらは鍵師とほぼ同じ意味です。資格がないからダメというわけではありませんが、難しい資格を持っていない業者の場合、簡単な鍵開けにしか対応できない可能性があります。

専門のプロ集団を抱える鍵屋さんは様々なことに対応できます。玄関ドアの開錠以外にも、車、バイク、金庫、シャッターなどロックされているものなら頭ごなしに「できません」と言われることはないでしょう。資格保持者の中でも特にレベルの高い人は、複雑な構造の錠前でも開錠できる可能性が高いです。また、鍵開けだけではなく、施工スキルも工務店顔負けという方も少なくなく、シリンダー錠やドアクローザーの取りつけや交換などもお手のものです。
このようなプロがいると、その分請求金額も高くなりそうだと思われるでしょうが、実はそんなことはなく、リーズナブルな料金で各種サービスを提供してもらえます。

基本的にこのような専門家がいる業者は優良業者と考えていいでしょう。それでも念のために、依頼前に作業料金が明確に提示されているかどうか、確認だけはしておきましょう。作業後に業者側の言い値に従ってしまうと、後で返金してもらうのは時間がかかるからです。
依頼してから鍵屋さんが到着するまでの時間ですが、これは業者によります。しかしほとんどの業者が15分~30分で到着するため、冬場に鍵をなくして玄関で震えながら長時間待つといったことはなかなか起こらないでしょう。