開錠から合鍵作りまで鍵トラブルに強い鍵屋5選

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金庫がどうしても開かない時は鍵屋に相談

お金や証券など、重要な資産を保管しておくのが金庫です。金庫にも色々と種類があり、ダイヤル錠やシリンダー錠といった昔ながらのタイプもあれば、電子ロックなど最新タイプもあり、選択肢は豊富にあります。もちろん錠だけではなく本体の頑丈さも重要で、施設や住宅のことを考えて耐火性能の高いものを選んでおけば、火事になった時も中身を守ることができます。また、世の中には防盗金庫という商品もあります。これはとにかく金庫自体の重量を増加させたものであり、ものによっては300kgもあります。手提げ金庫などの軽いものだと、鍵が開けられなければ、金庫ごと持っていき、アジトでじっくり開錠することもできますが、防盗金庫はそもそも持ち運びが困難なため、泥棒対策としては非常に有効です。

このように防犯や災害に強い金庫が数多く出回っていますが、金庫関連のトラブルで多いのが、番号忘れや鍵忘れです。番号が思い出せない、鍵をどこにしまったか忘れてしまうと、肝心な時にお金を取りだせないことがあります。また、レアケースですが、アンティークレベルの金庫になると錠前に差し込んだ鍵が動かなくなり、回すことも抜くこともできないといったこともあります。これらのことは、普段から気をつけていればある程度防ぐことはできますが、それでも完全に回避することはできません。

もし金庫が開けられなくなった時は、鍵屋さんに依頼するのがおすすめです。鍵屋さんはシリンダー錠だけではなく、ダイヤル錠でも根気強く回していくことで開けることができるため、万が一の時に頼りになります。ただ、金庫というのは玄関の鍵開け以上にデリケートですから、知らない人に金庫を触らせることに抵抗がある人もいるでしょう。そういう場合は、公的機関から依頼を受けている鍵屋さんを選びましょう。例えば警察なら捜査の際に、行政府なら強制執行の際に鍵屋さんに協力を依頼することがあります。そういった業者は守秘義務が守れないと一瞬で信用をなくしますから、コンプライアンスはきちんとしています。また、スタッフの教育も行き届いているため、真っ先に候補として挙がる優良業者です。

高度な技術が要求される金庫の鍵開けですが、料金は意外とリーズナブルです。また、大昔の金庫にも対応できる業者もあるので、「ご先祖様の金庫の中身が知りたい」という依頼にも応えてくれます。ただ、現在製造されていない金庫だと鍵屋さんも試行錯誤で作業することになるため、ある程度時間的余裕のある日に呼ぶことをおすすめします。